パフォーマンスと心理学

パフォーマンスと心理学

最近になって思うことにパフォーマンスと心理学があります。

なぜそんな事を考えているかというと周りの人たちの行動や考え方を知る機会がありそれを知るたびに心理学がいかに人々の行動や考え方に影響していると知るのです。

わかりやすい例をあげればスポーツです。スポーツ選手でも心理学者を雇っている人は多いと思いますね。

世界でもトップのアスリートたちは心理学者を味方につけていたりまたはとても強い宗教心や考え方の師匠がいたりします。

何かを信じるという事が人間のパフォーマンスにどれだけ影響を与えるかということの証明だとも言えます。

アスリートでも誰でも世界の誰も信じないし何の考え方も信じないのに自分はただ成功した、という人を実は見た事がないのです。

自分を信じました。運命を信じました。誰かに感謝しました。そんな事はよく聞きます。最近の成功者でよく聞くのが例の引き寄せの法則ですね。これも信じることなのです。

心理学が人に影響を与えるのか。または引き寄せの法則にのっとって信じることが人を成功させるのかそれは定かでないにしても結局は信じることが人を成功の導くというのは確かだと言えると思います。

先日見た映画ですが。アメリカのショータイムというテレビ局のものでテニスのコーチのドキュメンタリーです。

ニック・ボレタリーというとても有名なコーチなのですがこの彼のサクセスストーリーなのです。

このコーチは有名なところではアンドレ・アガシを育てたことで知られています。他にもセリーナ・ウイリアムズやボリス・ベッカーのコーチだったこともありジム・クーリエも彼の師弟でした。

そして彼はことごとくこのテニスの天才たちから父親と慕われる存在になるのです。彼はテニスをする子供たちを11歳ほどの若い時から寝食をともにして育てるようなコーチだったのです。

そして最後にはどの子供たちからも真の信頼を得ることもなくその子供たちの人生から去って行ったのでした。

映画では誰一人として彼と未だに親しくしているテニス選手はいないように見えました。そしてその誰もが裏切られた、あんなに父親と慕ったのに、傷ついたと証言するのでした。

興味深いことに彼はテニスをあまり知らないのだと言います。ボリス・ベッカーが言っていたのは彼はテニスについてはあまり知らないけれどライフコーチでありテニスを通して生き方やベストの尽くし方を教えているのだ、と言ったことでした。

テニスを知らないテニス界きってのテニスコーチって珍しいですよね。でもこれが心理学がいかに成功者を育てるかの証明でもあると思いませんか。

さて、テニスの話になりました。私は実はテニスの初心者でテニスのクラスに行っているのですが、そこでは顕著に心理学が浮き彫りになります。

皆さんはテニスをする時に他のスポーツでもいいですがどんな風に自分が球を打っているか知っていますか。

鏡で見ない限り自分がどんな打ち方をしているか正確に知る由はありませんね。でもコーチにフォームを指示されるとその通りにやってみようとします。それも自分なりの方法で。

それをどうやっているのでしょうか。

自分でどんな風に打っているか自分の頭で描いているわけですよね。それ以外やりようがありません。

そしてどんな風にフォームや球を打ち返すというこのテニスの基本をマスターするか自分の頭の中で決めているのです。そうですよね。

ということはすべて脳の中でやっていることなのですよね。

それに注目してください。当たり前の事です。頭で描いてその通りにやってみようというのが実は人間のシステムなのです。

全部脳みその中で行われている事です。信じられますか。

もし信じる事が出来たならどんなイメージを描いてどんなフォームで打つか自分で決める事がどんなに重要か分かるはずです。

そしてそれがイメージトレーニングとも言えますね。

先日からも話題のウインブルドンですね。テニスのクラスでも話題です。

クラスメートたちは私が催眠療法士だと知っています。そして私はこのイメージの話で自分がセリーナ・ウイリアムズだと思って打つ事だと言いました。冗談の好きなアメリカ人たちは大笑いでした。

しかしながらこれって冗談でしょうか。

頭の中のイメージが自分のフォームを決めるのですよね。クラスに鏡はありません。自分の頭の中だけでどんな風に打っているのか決めてそれをまた改善しようとしているのです。

セリーナはインパクトの瞬間にラケットが球を打つのを確認しています。だから私もそうします。

しかしながらほとんどの人たちは球を凝視しません。ラケットを振り抜いたりそんな詳細よりも球を見ることが肝心だと思います。だって打って返すのは球なのです。

空振りするのは球を見ていない証拠なのです。だから私も空振りしたら球を見ることを思い出します。

しかしながらここで心理学です。空振りするとほとんどの人が上の空のパニック状態に陥ります。

なぜかというと失敗したからです。この失敗。人間で軽くとる人はいないと言っていいでしょう。

いや、本人は大したことではないともちろん言いますが、頭の中ではパニックが起こっているのです。

すると脳みそは何も冷静に考えられないのですから。

自分では慣れたことと言って処理していると信じているかもしれませんが状況はやっぱりパニックと言わざるをえないでしょう。

そうするともちろん上手く打てなくなるのですね。

クラスの最初よりも最後の方が下手だという人もいます。それはひとえに心理学と言わざるをえません。

実は私は25年ほど前にテニスのクラスに通ったことがありました。この度、約四半世紀ぶりにクラスに帰ったのですが。

以前は自分がどんな格好で打っているか、失敗するのではないか、と自分の番が回ってくるのをそんな風な思いで待っていました。

打っている時も自分が人よりも上手く打てるか、失敗しないかそんな事が気になったものでした。そして子供の時からヘマをした経験からきっと上手くならないだろうと思ったものでした。

今もクラスのみんなは言います。自分はなんて下手のなのか。すると私は言います。それを言うと自分の真実になるから自分はセリーナだと思って打ってくださいと。

そしてそれは本当です。自分の中でどんな風に球を打っているかは自分の脳みそが決めているのです。

その思考があなたの球の打ち方に反映されないわけがないのです。全ては頭の中で起こっています。

くれぐれも出来ないと思わないでください。

するときっと出来ないのです。

これはテニスのことだけではありません。世の中のことすべてがそうです。毎日自分は自分のやりたいことができると思って生きる。

これが人生の基本です。

もしそれができない場合は理由があります。それはあなたの負のエネルギーなのです。

すっきりと取り除いてみませんか。催眠療法なら可能です。

素晴らしい1日を!!