グローバルな時代のセラピー

こんにちは!

これを書いている土曜の夜。ニューヨークシティは一日中雨でした。雨の中をニューヨークでセッションに来てくれた患者さんたちに感謝し、また助けることができて本当に良かったと思います!ありがとうございます!

私はセッションも本を書くこともラジオ出演も全て、「仕事」という感覚がないので週末でも夜でも空いている時間には入れるようにしています。

自分の時間を取ったり、家族との時間を取ったりすることも十分に行い、自己管理をして自分のコンディションを良い状態に保つ事が患者さんにも家族にも周りの人たちにもベストの事だと信じています。

いつも最善を尽くす、それは仕事でもプライベートでも。よく働いてよく遊ぶ、これが理想ですね。

ニューヨークにいても最近はスカイプセッションも活発になり世界のどんなところの方々ともセッションができます。

だからこちらが早朝だったり夜中だったりする事もあります。そうなるとますます自分の管理が重要になりますね。

そして、テクノロジーとは素晴らしいし世界の各地でどんなお天気で、またどんな毎日を患者さんが過ごしているかも興味深いところです。


基本的に日本語か英語が通じればセッションはできます。日本語もまったく話せないし、英語もあまり話せなかったりする場合もありますが今までのところ、問題はありませんでした。

言葉の壁がある場合はゆっくりとはっきり話すことが大切ですね。言葉の問題だけでなくお年を召した方々で耳が遠い方たち、または外国人でアクセントがあったりこちらの英語のアクセントが聞きにくい方たちもいらっしゃいます。

治療をする中で気がつくのはとても落ち込んでいたり不安が高かったりすると心ここにあらず、という状況や人の話に集中できないし聞き取れない方もいらっしゃいます。

耳というだけでなくコミュニケーションではやはり集中力や心の透明感がキーとなります。

 

 

実はうちの養子の息子は私の亡くなった妹の子供ですので日本生まれの日本育ちで8年前に13歳で養子に来た時には日本語しか話せませんでした。彼は私とは日本語で話していても理解が難しかった事もしばしばでした。

落ち込みがひどかったりするとそうなるのですね。その状態で外国に来て英語を学ばなければいけない状態だったので本当に大変な状況でした。

それも催眠療法により透明感や集中力を得たことで本当に改善されました。以前にも言った通りニューヨークのプラットという芸大から合格を頂きました。本当に嬉しいことです。

 

 

ニューヨークは世界中から移民が集まり住みつくところですから、たくさんの外国人がお見えになります。

外国人である場合、どちらの出身か聞きます。やっぱりそれによって文化の背景を大まかに感じ取れるというのがありますね。

アジアだとかヨーロッパ、南米など大まかに知ることにより宗教のバックグラウンドが大体分かります。

 

宗教心がある人もない人も宗教は私たちの考え方に多くの影響をもたらしています。私もミシガン大学の修士課程で勉強するまで自分の考え方にどれくらい宗教のバックグラウンドが関係しているか知りませんでした。

あまり宗教心がなかったので宗教が自分の考え方にここまで影響しているとは思ってもみなかったというわけです。

知ってみると宗教の違いにより自己イメージに関する考え方は本当に違っていて興味深いものでした。

宗教に関してはあまり知らない宗教の場合は患者さんに必要に応じて聞きます。同じ宗教であっても人によって解釈の仕方が違ったり。率直に聞くのがやっぱり一番ですね。

 

 

宗教だけでなく保守的な文化を持つ方々には根本的に男女の力の差などの固定観念があったり、またはアメリカ人であってもいつアメリカに来ているか、両親はアメリカ生まれであるかなどによっても保守的さにも差が出てきます。

もちろん人はそれぞれ違いますから一概には言えませんがある程度の目安がつくし治療を迅速に進める上では助けになります。

 

心理学ではもちろん育った環境がその人の性格形成や価値観を作るとされています。自分の持って生まれた性格が40%であり、環境が影響する価値観や性格形成が60%だと聞きます。

だからどんな環境で育ったか、それに伴う文化や宗教は本当に重要な手がかりとなることです。

 

そして価値観、自己イメージ、そんなものがあなたの毎日の生活、感情や仕事、恋愛、成功などに全て影響してくるのですからこの価値観を素晴らしいものに保ちたいと思うのは至極理解できることです。

自己イメージを高く保たないと成功できなかったり、自己イメージが低いとうつや不安症などの疾患も招いてきます。気をつけたいですね。

 

 

しかしながらたくさんの文化のバックグラウンドや宗教や習慣の違いがあっても人間の心、またの名を脳ですが、それにもあまり差はありません。人間の心のあり方や健康には世界的にあまり差がないのですね。

例えば体罰や虐待が通常化した状態で育ったり、戦火の中で育って死に慣れていたとしてもそれがその人が傷つかないという事には決してなりません。

人間の心は暴力や死によって確実に傷つきダメージを受けています。ご自分では体罰は日常茶飯事の事だったので大丈夫である、と明言する場合でも潜在意識の中で真相を聞くとやはり深く傷ついていることが分かります。

 

そして家族のあり方や愛に関しても文化が違っても人間が求めるものは同じなのですね。優しさや愛、人間同士のつながり、そんなものは誰もが求めてやまないものです。

人間の心を理解することでたくさんの人を助けられるのはとても重要なことですのでたくさんのケースを経験して理解を深めることができて本当に良かったと思います。

この世界のどこで違う環境で育ったとしても人間の心を理解するのに国境はありません。これからもグローバルに頑張っていきたいと思っています。

 

セッションですが、スカイプだからとか対面だからとかでどちらが効くとか効かないとかはありません。

要は患者さんのやる気が一番大切なのです。人生を変えたい、生き方を変えたい、そんな思いが一番大切なのですね。

お待ちしております!

 

素晴らしい1日を!!