生きる意味

こんにちは!

ニューヨークのオフィスでするセッションでもまたスカイプでのセッションでも若い患者さんはよく自分が生まれた意味について自分に問いただす事があるようです。

年齢を重ねた方たちも若い頃はそんな事を考えたのではないでしょうか。でも若い時期を過ぎればそんな事を考えることはなくなる、またはそんな事を考える暇はなくなるとか思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私は個人的に生まれて来た意味について考えた記憶がありません。でも自分がどうやって幸せを感じれば良いのか幸せになり方はいつも考えていたと思います。

独身で20代の頃は結婚すれば幸せになると思ったし、お金があまりなかった時は金持ちになれば幸せになると思っていたし、子供がいない時は子供ができれば幸せになると思っていました。

 

そんな風に考えている方は多いのではないでしょうか。今持っていない何かを得れば幸せになれると。私もその一人でしたね。

しかしながら、2度の結婚を経てお金も持ってそして養子二人と含む4人の子供も持った時に全く幸せでなかった自分に途方に暮れたのでした。

そして幸せの意味や幸せになり方を真剣に考えていた時に催眠療法に出会い人生を変えました。外側も減量により変わりましたがもっと変わったのは中身です。

中身が変わったから8年間の無職から日本での本の出版、ニューヨークでのラジオ出演、そして今はアメリカでの英語の本の出版を控えて、という人生の変換を経験したのです。

 

そしてそんな風に人生を変えて幸せになってそして自分が生まれて来た意味も次々と知る事となりました。

患者さんを見ていてもそうなのですが最初はうつであったり恋愛に悩んでいたり、またパニック発作になったり、そんな事を治すためにいらっしゃるのですよね。

そして気がついたらそんな事は過去の記憶となっていて自分の生まれて来た意味や自分の使命について考え始めるのです。

不思議ですが皆さん同じようなコースをたどっています。私もそうですよね。

 

使命などという大きな事を考えたりするのですが。使命というのはそれがどんな手段によるものでも世の中を良くすることに違いありません。

もちろんです。使命が世の中を悪くするという事はあり得ないですよね。さて世の中を良くするには何が必要だと思いますか。

世の中に何があれば世の中はもっと良くなるでしょう。単純に考えてください。お金でしょうか。もちろん食べ物が潤沢にあったり両親が揃っていたり教育を受けられる事が重要だと思います。

でも発展途上国でもない限り食べ物に困る事は大きな問題ではないと思います。しかしながらデータではアメリカの子供のうち1/4は次の食事にありつけるかどうか分からないという事ですからあながち食べ物の問題はどこの国にもあるのかもしれません。

 

さて生きていくための必要最低限が満たされているとして何がこの世を良くするのでしょうか。

それは人々の良い心や慈悲や優しさではないでしょうか。毎日の暮らしの中での人との接点においての人との接し方や家族との接し方もです。

すなわち愛です。愛を感じて生きる事、それがこの世の中を良くする事ではないでしょうか。

食べ物や教育やお金もない方たちには分け与えようと思う。それはもちろん愛の行為に他なりません。

 

愛は世の中を良くするのです。毎日の生活の中でギスギスしたり刺々しい言葉だったり暴力を振るったり。それは愛に反する行為なのです。

愛に反する行為がこの世の中を悪くするのです。そう考えると人々が愛を感じる事、愛を持って行動する事がどんなに大切か分かると思います。

私は愛なんかいらないの、幸せになりたいの、とおっしゃる方もでは幸せとは何であるかしばし考えてください。

お金がありたくさんのものに満たされたり、結婚して安定したり、そして待望の子供ができても、やっぱり満たされない思いを抱える人たちはたくさんいます。

そうです。満たされる。どんな時に満たされますか。それは全身で全霊で愛を感じた時ではないでしょうか。

 

そんなわけで愛を知る事、愛を操れるようになるというか愛を持って振る舞えるようになる事は自分もそして周りの人たちも満たすのです。

さて、愛とは何か。自分なりの定義などがありますでしょうか。私なりの定義はまず、第一にその人を受け入れる事。そして第二にその人の犯す間違いを許す事。そして第三にその人を心底気にかけている事。

この3つですね。

 

お子さんがいらっしゃる方は分かりやすいと思います。愛するお子さんの事はまず、受け入れますよね、どんな子供でも。そして散々手を焼かされてもきっとその事を許して、そして最後にはいつも気にかけていると思います。

この3つの要素。素晴らしいですよね。まず受け入れ、許し、そしていつも気にかける。

 

そんな事ができる、またはそれを人間にさせる、愛、と言うものがこの世で一番パワフルで強いものだと思うのは私には当然です。

そんな風に寛容で柔軟性があり懐の深いものが愛の他にありましょうか。全く素晴らしいですね。

 

第一段階はまずはありのままのその方を受け入れる事です。これも容易ではありませんよね。

こうあってほしい、こうじゃないといけない。どうしてこうなのよ、と色々と注文が出てきてしまうのが人の常。

その中でやっぱりあなたはあなたのままで良いのよ、と思えるのは本当に強い事ではないでしょうか。

 

そして許す。これも難しいですね。家族のような近しい関係にあればあるほど、傷つけられたりします。

ちょっとした言葉、行動。裏切られた、と思うこともありましょう。近しい関係だけに、傷つけられるともう立ち直れないと思うかもしれません。

そしてもう傷つけられたくない、と思うばかりにその人と離れようとしたり、その人への興味を断とうとしたり。色々試みたりしますね。

 

でもそれを経て許すと言う行為に至るのは、また信用してみよう、また気持ちを許してみようと思う気持ちがないとできません。

何度となく傷ついてそのうちにパートナーやお子さんに対してこんな気持ちを持った事がある方、いらっしゃるのではないでしょうか。

そんな勇気、そして希望、楽観的な考え方が必要なこの許しの行為。自分の中の負のエネルギーを解き放たないと許すと言う行為には至れません。

なんと寛大で強い心でしょうね。信じる心、傷ついても立ち直る心でもあります。こうやって書いていても美しい、と感動してしまいますね。

 

そして最後にはこの心底気にかける行為。これも同様です。

完璧な人などいません。だからこそ腹を立てたり、裏切られたと思ったり、傷ついたり。そんなこんなを経てもなお気にかける。その人の幸せを願う事ですね。

傷つけられたり、裏切られたと思った人の幸せを願う。これほど寛大な行為がありましょうか。素晴らしいですね。

 

だから愛こそが一番強いと思わざるを得ないわけです。他にこんな事ができるものが愛以外にありましょうか。

本当の愛とは何事にもまさるパワーを持っているのがうなづけますね。

愛を持って生きましょう。愛することのできる人は柔軟で寛容性に富み、そして楽観的なはずです。

何度もトライする心。チャレンジ精神、粘り強さ。愛にはそんな側面もありましょう。

 

いや、素晴らしいですね。愛するって。そしてもちろん愛こそがこの世をもっと良いところにするのです。

生まれて来たならば何かを成し遂げたいはず。ならば愛を知りましょう。そして愛を与えましょう。感じましょう。それが世の中を良い場所にするのです。

 

素晴らしい一日を!!