こんにちは!

秋も深まるニューヨークシティです。朝晩どころか昼間でもジャケットがいるような陽気になりました。とても涼しい風が吹いて屋外にいつまでも座っていたい気持ちになるような日々です。

さて世の中には色々な考え方があります。そして私たちはこの先進国の情報が氾濫する世界に住んでいます。

一体何が真実なのか。私たち一人一人が日々考えて決断を下していかねばならない事は確かですね。

情報が氾濫していると言う事はたくさんの違った考え方が自分の中に入ってくると言う事です。常識や慣習、宗教なども考え方の中の一つですね。

私たちは日々決断を下していると言いました。一体何を信じて生きるか。何が自分の真実なのか。そんな事です。

その情報処理のプロセス、そしてそれに対する理由づけは信じられないほどに私たちの基本的な必要性、ニーズに関わっています。

質問です。あなたの日常の行動や思考のパターンのモチベーションは何ですか。モチベーション、すなわち動機ですよね。

何かを考えたりそれを行動に移したりする動機です。まず朝起きると言うこの行動を可能にするのは朝起きる動機ですね。

どう言った動機で朝起きますか。

学校であれ仕事であれ家事であれやらなきゃいけないと思って起きますか。それとも今日も頑張ろう!と思って起きますか?

これが動機というやつですね。どう言った理由で行動するかです。

ああもう朝か。起きたくないけど起きなきゃ。仕事に行かないと上司に怒鳴られるからとか。妻子のために働かなきゃとか。嫌な事をやるという自分の根性に感心するとか。

理由は様々ですがそれが例えばしなければいけないとかしなければもっと悪い状況におちいると思うのはその動機がポジティブでないということになります。

逆に起きる時に今日はどんな事があるんだろう。楽しみだ、などと思ったり。あの人にまた会える。子供の笑顔が見たいとかそんな事はポジティブな動機と言えるでしょう。

朝起きた瞬間のこの感情はあなたの中にある色々な心の持ち方や今の立ち位置を教えてくれると思います。

真新しい1日に期待感があったりワクワクする感じがあったりすると本当にその1日が楽しみとなるわけです。

今この機会に朝起きた瞬間の気持ちを描写してみてください。ネガティブですか。ポジティブですか。ワクワクするまで行かなくてもニュートラルだったり嫌でなかったら素晴らしいと思います。

でもイヤイヤ身体をベッドから引きはがすように起きていたとしたらそれは不健康な状態だと言えるでしょう。

真新しいこの一日に期待感が低いのはどうしても日々の生活に期待感が低いと言わねばなりません。

例えば今日はこれがある日だから嫌だ、と言うのはまあ別としても何気ない日常に期待感が薄いのは考え方を変える余地があると言えましょう。

あなたは今日に対してどんな印象や実感を持っていますか。嫌なのは当たり前となっているとそれは本当に深刻で何かを変える必要があるでしょう。

さてこの動機、モチベーションというのは本当に多くを語ります。何を考えるのにも何をするのにもついてくるものなのです。

例えば朝のランニングをするとします。三日坊主にならないように自分をプッシュしますね。

その際にどんな風にプッシュしますか。

この朝の空気に触れたらどんな風に素晴らしいかとか。走った後の爽快感を反すうしてみたり。いつもの横丁で出会う男性の顔が見たいとかまたはあの散歩中の可愛いワンちゃんに会いたいとか。

この辺は全てポジティブなモチベーションと言えるでしょう。

それとも走らないとまた三日坊主になる。そして自己イメージがまた下がる。自分にうんざりするとか。奥さんに馬鹿にされたくないとかそれとも昨日食べ過ぎたのに走らないとまた太って落ち込んでしまうとか。

今日走らないと自分は地獄行きだくらいの感覚を持っているのは実は珍しくないと思うのですがどうでしょうか。

地獄行きや自己イメージの低下、そしてまたサボった際に起こる負の連鎖への恐怖。すなわちここでは太ってしまうというものですね。

例えば痩せて誰かを見返すんだとか痩せてモテて今まで馬鹿にされた人たちに勝ったと思いたいとか。この辺もありがちですね。

そしてその辺は全てネガティブなモチベーションと言えるでしょう。見返したいと思うのは実は自分は見下されたとそしてその負の感情をずっと持ち続けている事ですから。

復讐などと言うものは自分が味わった痛みを時々反すうしてそれを晴らす時までずっと持ち続ける事ですから本当にネガティブです。

この辺で気がつくかもしれません。ネガティブなモチベーションが結構多い事に。もちろん一番重要な事はここでは朝のランニングをするという事ですから、一番説得力のあるモチベーションを使うのが賢明でしょう。

そして実は心理学的にはこのネガティブなモチベーションが一番効果があるのです。

簡単なところで言えば罰のシステムはこのネガティブなモチベーションの典型ですね。頭に来てぶん殴ってやりたいのだけど牢屋に行きたくないからしない。

この怒りを抑えて美徳的な振る舞いをした自分をたたえようというような動機ではなくやっぱり後の事を考えるとやっぱり暴力はやめとこうという方が説得力と即効性があるのですよね。

そうなのです。人間だけでなく全ての生き物に当てはまると思うのですが痛みや罰というものが一番説得力があるのですよね。

すなわちネガティブなモチベーションが一番効果があるわけなのです。効果というのは目的を達成させるという事ですね。

朝のランニングをするという目的を達成するにはネガティブなモチベーションが一番効果的なわけです。

しかしながら動機がネガティブだとどうしてもネガティブになります。それをしようと思う動機がまずネガティブなのですからその行動自体が辛くネガティブなものであっても誰も驚きません。

例えば催眠療法で人生を変えたいとします。人生を変えて素晴らしくなりたい、という動機でしょうか。それともこんな生活はもう嫌だ。この痛みをもう味わいたくないという動機でしょうか。

私のところに患者さんが来る時はほとんどの場合待ったなしになった時です。だましだましやってきたのだけどにっちもさっちも行かない自体に陥った時です。

それはランニングをサボったために太ってしまいボーイフレンドに去られた時かも知れません。頭を殴られて起こされたような衝撃があってこそ何とかしなければと思うのですよね。

でもその前から自分はこのままではダメだと分かっていると思うのです。でも決定的、待ったなしとなると行動を起こすのですよね。

さて日々の生活で一体どのくらいの事をポジティブなモチベーションでやっているかチェックしてみてください。

ポジティブなモチベーションが多ければ多いほどあなたの生活は豊かになるでしょう。待ったなしになる前にお会いできる事を願います。

素晴らしい1日を!